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子どもは怖い目に遭っても親に言えない現実と不審者に遭遇した時の対策【ワイドナショー】

にゃん吉です。
5月20日のワイドナショーで、新潟女児殺害事件を取り上げてました。
必ず取り上げるだろうと思ってましたので、どういう話になるのか非常に興味がありました。

 

コメンテーターは、松本人志さん、泉谷しげるさん、千秋さん、古市憲寿さんです。

まずは、娘さんがいらっしゃる千秋さんはこうおっしゃってました。
「男の子も女の子も関係なく、小さい子がいる親御さんは、出掛ける時には、交通事故に遭いませんように、と、変質者に遭いませんように、と思って送り出している。今は男の子もターゲットにされるので、男女関係ない。」


小さい子供を持つ親の気持ちです。
本当に切実になってきています。
松本人志さんは「男の子」に驚かれてましたが、今や小さな男の子への性犯罪も多いです。
相手が小さいから狙いやすいということなのでしょうか。
卑劣すぎます。


千秋さんがお子さんに言い聞かせていることは、「なるべく一人で歩かない。一人の時は明るいところとか、人通りのあるところを歩くように」ということです。


当たり前に思えますが、大事なことですよね。
人通りがいないところは、不審者との遭遇率が上がる気がしてなりません。

子供を不審者や危険から守る術はあるのか

不審者情報についても掘り下げて議論されてました。


千秋さんは、こう言います。
「変質者は今回の事件で大きく報道されているが、書類送検の時点ではニュースにならない。このようにニュースにならないことは、近所にいっぱいある。こういう人は一人じゃなくて、いっぱいいるから、遭いませんようにと祈るしかない。どこにいるかわからないので、守りようがないし、だからといって、24時間ついているわけにもいかない。


そうなんですよね。
不審者に気をつけるように学校からメールが来ても、その場限りでしかありません。
ないよりは全然いいのですが、不審者がどこに住んでいるとか、どの辺の人なのか、というのはさっぱりわからないので、その後の対応のしようがないです。


今回の事件についても再犯だったわけですから、前回の事件の時点で事前にわかっていれば、もっと対策が出来たかもしれないのです。

 


千秋さんも同じようなことをおっしゃってて、「今回の犯人の前の犯罪は家族も知らなかった上に、犯人の人権ということで、どうにもならない」と憤りを感じているようでした。


日本は加害者に対しての保護が手厚いです。
更生が出来るような犯罪であれば、それは大事ですが、全ての犯罪者を一括りにするとこういうゆがみが出てくるんだと思います。


そこで、犬塚弁護士が説明してくれました。
「現在は、犯罪が確定すればだんだんと情報開示をするようにはなってきたが、今回の場合は書類送検の手続きも終わっていないということが背景にあった。不審者情報として、警察はどんどん発信して注意を喚起するようにはしているが、限界があったということ。」


書類送検…最近もどこかで聞いたような言葉ですね。
書類送検でも犯罪を犯した事実は消えません。
ましてや、性犯罪は再犯率がとても高い犯罪ですから、小さな子どもたちをまもるためにも対策を講じて欲しいです。


今回の犯人は人当たりがいいとの評判だったから、不審者とは見破れない、と番組内でも話してました。
普段がいい人だと本当にわかりません。
親にとっても子どもたちにとっても、怖いです。
人間不信になってしまいそうで、それもよくない傾向ですよね。
殺伐とした世の中では、辛すぎます。


ちなみに、アメリカでの安全対策は、州によって、性犯罪者の情報を閲覧することが可能です。

子どもを守るために性犯罪の再犯を防止するには

番組では、一般論として、性犯罪の再犯率は高いと言われていました。
また、法務省の調査では、日本の性犯罪の再犯率が高いのは、被害者が13歳未満の小児わいせつだと発表されています。


古市憲寿さんは「性犯罪をなくすには、治療も必要かもしれないし、海外のように居場所を特定できるようにすることも議論になるかもしれない」と言ってました。


古市さんの言う居場所特定は、アメリカでは州によって出所後も警察が居場所を特定できるように、GPSが内蔵された足環の装着が義務付けられている、ということを話されてます。


GPSについては、やはり加害者の人権云々でダメでしょうね。
あると安心感は高まるのですが、それで自暴自棄になって他人に牙を向けられるという別の怖さもありそうです。
それであれば、病気として治して欲しいですけど、性的嗜好って治るものなのでしょうか。
興味を失くさせる方法があるのかな?


松本さんは、「古市さんが言った通り、治らない人がいっぱいいて、我々のしらないところにいっぱい潜んでいる。増えることはあっても減ることはないのではないか。子どもたちは少子化で、減る一方だから、被害に遭う確率はどんどん上がっていってる気がして、やりようがない」と嘆いてました。

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小学生の時に遭遇した不審者のことを怖くて言えなかったという事実

番組の女子高生と、久代アナウンサーが共に、小学生の時不審者に遭ったことを話してくれました。


女子高生は、小学二年生の時に、自転車に乗ったおじさんに追いかけられたことがあるそうです。
たまたま小学校に向かう途中だったため、学校まで走って逃げきったそうですが、この時の出来事はあまりに恐怖だったようで、未だに自転車を見ると怖くなるんだそうです。
トラウマになったと話してました。


驚いたのが、この話を今まで誰にも言えなかったそうです。
今でもお母さんに言ってないので、放送を見て知ることになる、とおっしゃってました。


また、久代アナも、小学生の時に黒いワゴン車が後ろからついてきて、窓を開けて何か言って去っていかれたとのこと。
言葉はよく聞き取れなかったそうですが、何かをされたわけではないから、誰にも言えなかったそうです。


ご両親に心配かけたくない、という子供心もあるのでしょう。
怖すぎて口に出すことも出来なかった、というのもあるでしょう。
親に言えずに子どもの中で終わってしまっている、そんな不審者の件もたくさんあるんです。
10年近くの年月を経ても傷は癒えないんですね。


この不審者はその後どうなっているのか、すごく気になります。
犯罪で捕まっているのか、まだ不審な行動を続けているのか。
ますます怖くなってきます。

芸能人が考える子供を危険から守る方法は「大声を出すこと」と「大声を出す訓練」

こういう不審者に遭遇した時の対策として、「声を出すこと」を提案されてました。


千秋さんは、小さい頃「大声を出す訓練」をしていたそうです。
痴漢とか変なことがあった時に、「助けて」と言えるようにするためです。


怖い目に遭った時は、声が出なくなります。
これは大人でもそうですから、ましてや小さな子供には、難しいでしょう。


ですが、千秋さんはこう言ってました。
「気の強い友達も出ないと言っていたので、いざという時に出るように訓練していた。」


何事も練習です。
もし声が出ないのであれば、安全笛や防犯ベルでもいいでしょう。
咄嗟に行動できるように、日頃から子どもたちに訓練することも大事だと感じます。


シミュレーションも兼ねますから、やらないよりは心構えが出来そうです。


前述してますが、不審者に遭遇しないようにするのは、相手がわからないだけに対策が立てられません。
むしろ、もし遭遇してしまった時にどうするか、ということが大切です。


家の中では近所迷惑もあるので、なかなか大声を出す訓練は容易ではありません。
学校で帰りの挨拶時にでも取り入れてくれるといいのかな、と言う気がします。

 

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