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公式Twitterのあり方の記事を読んでシャープの別アカウントを思い出した

 

にゃん吉です。

 

4月といえば、新入生、新学期、新入社員の季節です。
そこで、ネットニュースを見ていたら、非常に面白い記事に遭遇しました。

 


小学館のモノ系雑誌「DIME」の公式HPの記事でした。

 

dime.jp

 

「企業の公式Twitterの「中の人」がやってはいけないこと(2018.04.12)」と題された記事ですが、とても興味深い話でした。
人気のTwitter企業アカウントの3社に取材していました。


「シャープ」、「タニタ」、「キングジム」の3社です。

 


私自身よく見るのは「シャープ」さん。
「タニタ」さん、「キングジム」さんは有名ですので知ってはいますが、自分から積極的には見ていません。


シャープさんに関しては、日本企業であったシャープが、台湾の鴻海精密工業(ホンハイジンミ)の傘下に入る少し前から見ています。
ホンハイ傘下になったらどうなるのかな、という興味から見始めたという記憶です。


シャレが効いているのはもちろん、ツィートのセンスも心に響いてくるのがいいんだと思います。
同じように感じてらっしゃる方が多いからこそ、人気のある企業アカウントになったのでしょう。

 

 

公式Twitterを運営する上での心得

 
上記の記事の中で、「タニタ」さんが大事なことをおっしゃてました。


やらないほうがいいことは、公序良俗に反することや誹謗中傷はしてはいけないということです。人を傷つける発言や、誤解を招く発言は控えてください。あくまで『一社員』であることを忘れないように。

また、個人アカウントと企業アカウントは同じ端末で使用しないほうがよいです。個人の発言としてツイートしたことが間違って企業ツイートになってしまい、炎上することがまま見受けられます。このリスクを回避するためには、端末を分けることが効果的です

(上記サイトの記事からの引用)

 


これを読んで、シャープのもう一つのアカウントのことを思い出しました。

 

凍結してしまったシャープ製品公式Twitter


ちょうど1年近く前に、任天堂から「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が発売されるという発表がありました。
正確には、6月27日でした(任天堂のHPより)。
その日から、ゲームファンから「ミニスーファミ」への期待の声がTwitterを賑わせてました。


そのことについて、「シャープ」さんではない、別の「シャープ製品」公式Twitterの中の人が、「ミニスーファミ」の収録ソフトを値踏みするツイートをしてしまい大炎上。
収録されているソフトを、中の人の思い出補正で、金額換算してしまったのです。


ポジティブな意見だったらいいのですが、無価値にように思わせる「0円」表記にしてしまったのが、最大の炎上原因でした。
好きだったソフトに思い入れある方にとっては、とても悲しいツイートでした。

 


事の重大さに気づいた「シャープ製品公式」の中の人は追加のツイートで謝罪をし、このツィートを削除しました。
その後、事態を重く受け止めたシャープ本社が、「シャープ製品公式」Twitterを凍結することとなりました。

 


「シャープ」さんのツィートもしばらく更新されず、騒動後の初めてのツイートには謝罪と事の経緯の説明があったのです。

 

企業アカウントで大切だと思うこと

 


「タニタ」さんの言葉は、「シャープ」さんに一番響いているのではないかな、と、この記事を読んで感じました。


「シャープ」さんからのアドバイスはこうでした。

くれぐれも申し上げますが、運営担当者ご自身が人気者になるわけではありません。公式Twitterとは、その存在やふるまいが、フォロワーやお客様にとって役に立ったり、楽しかったり、やさしかったりする体験を通して、中の人の奥に透けて見える企業イメージや製品によい印象を持ってもらうことが本来の目的です。フォロワー数やRT数に目を向ける前に、そして企業の一方的な押し付けや宣伝を発信する前に、まずは自分の企業のお客様に向き合うべきです

(上記サイトの記事からの引用)


「シャープ」さんには元々こういう考えがあったのでしょうけど、「シャープ製品公式」Twitterを通じて、企業アカウントであることの怖さ、大事さ、使命、ということをさらに肝に銘じたような気がしてます。


「中の人の奥に透けて見える企業イメージや製品によい印象を持ってもらうことが本来の目的です。」
企業アカウントを運営するには、これが一番大切なことだと思います。


余計な一言で企業イメージを損なってしまっては、大打撃に繋がる可能性があるわけですから。

 

 現在株価も堅調なシャープ

 

 

そんなこともあった2017年のシャープですが、昨年の2017年12月7日に無事に東証一部に再上場しました。
債務超過で東証二部に降格した2016年からのわずか1年あまりでも一部再上場ですから、素晴らしい復活劇でした。
その後の株価も堅調ですし、いい製品を世に出しつつ、「シャープ」さんが元気に呟く毎日が続いてます。


シャープの復活を信じていた株主は嬉しいだろうなぁ。

 

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