にゃん吉です。
5月19日のワールドビジネスサテライトで、社員旅行の話題がありました。
現在、ベンチャー企業で社員旅行が復活の兆しらしいとか。
「本当に？」と少し驚く自分がいます。
社員旅行はバブル期には9割の会社が実施していた、と大江キャスターが説明してました。
実際の数字では、1994年には88%だったのが、2014年には46%まで落ち込んでいました。
ところが、ベンチャー企業で、社員旅行を取り入れているところが増加しているというのです。
なるほど、ベンチャー企業ですか。
それだったらちょっと分かる気がします。
ベンチャー企業って、アットホームでコミュニケーション重視な感じが多いイメージですから。
積極的に社員の意見を取り入れるという感じかな。
株式会社ネバーセイネバーの一風変わった社員旅行
インターネットで服を販売している株式会社ネバーセイネバーが取り上げられてました。
年間33億円を売り上げるベンチャー企業です。
ここの社員旅行は変わってました。
会社から歩いて10分程度のカプセルホテルが社員旅行、というのです。
レクリエーションは会議室みたいなところで、ゲームでした。
その内容が、「原価率や在庫管理などのデータを扱い、会社の利益を増やす」ゲームです。
普段は扱わない財務の計算をし、経営陣と同じ目線で話が出来るように、という考えから出来たゲームでした。
非常にタメになるいいゲームですね！
でも、これ本当に楽しいのかな？
ゲームはやっているうちは夢中になってますし、グループディスカッションも盛り上がると思うのでいいのかもしれません。
実際に、社長の磐井友幸氏によりますと、社員旅行は人材育成の場であるとのこと。
でもその一方で、社員旅行って慰安旅行のイメージなのに、たとえゲームとはいえ、時間外に会社のことを考えさせられるのか。。。
…と思ってしまうんですよね。
私のような意識低い系の人間は、こういう会社に向かないのでしょうね。
番組での社員の皆さんは、とても楽しそうでした。
お食事は美味しいものが食べれるのかな？
そちらに興味がありました。
株式会社UZUZは社員旅行で離職率は4.3％！
JTBによると、社員旅行は首都圏エリアを中心に、2016年度までの7年間で約90％まで上昇したようです。
株式会社UZUZという就職支援のベンチャー企業では、社員旅行をすることで、社員同士のコミュニケーションを活性化ができ、それが離職率の低さにもなっていると話が出てました。
創業7年目のUZUZでは、退職者は4人で離職率は4.3％とのことです。
一般的には、離職率10％で低いとされてますので、すごい低い数字になります。
UZUZの川畑翔太郎専務取締役は、「ベンチャーは勢いがなくなると業績がすごく下がるため、社員旅行があるとそれを目標にして仕事ができる」というメリットを話されてました。
そんなに楽しい社員旅行なのか！
驚くと同時に、素直にそう感じました。
「社員旅行」を目標にして、仕事が頑張れるってよっぽどですよね。
UZUZでは、年に2回の社員旅行があり、国内へ1回と海外へ1回行くそうです。
海外への社員旅行が仕事のモチベーションなのかな。
海外で社員同士が過ごした時間は、参加した社員だけの思い出ですから、確かに濃密な結束力が生まれそうです。
コミュニケーション不足な世の中だからこそ社員旅行が大事
企業が成長していけばいくほど、会社の規模が大きくなり、社員数も増えていきます。
そうなると、他部署がどういう仕事をしているのかなかなか把握出来ませんし、どういう社員がいるのかもよくわからなくなります。
それを補える場として、社員旅行が見直されている気がします。
私は、時間外まで会社に縛られたくない、という思いが強いです。
社員旅行となると、休日を使ってまで、となるわけです。
最初から社員旅行に対して抵抗があるタイプなのです。
でも、こういうのが今の現代ではダメな部分なのでしょう。
結局は、人と人とのコミュニケーションで世の中は回るんだと思います。
企業なんて、特にそうです。
コミュニケーション不足が企業の大惨事を招くということも、不祥事がおこるたびに考えます。
企業が成功するにも、社員が成長するにも、そこが大事ですよね。
その手段として、社員旅行が見直されているのだと感じました。
でも、やっぱり私は否定派かな(笑)。
お家でのんびりしたいです(^_^;)。
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