にゃん吉です。
今日ネットニュースで話題になっていたのが、「ブルセラ症」です。
最初目にしたとき、驚きました、
ブルセラ依存症とか、ブルセラ依存症候群とか、そういうものかと思ったのです。
記事を見たのはYahooニュースで、トップに来ていた記事です。
記事タイトルは『「ブルセラ症」長野で4人感染 家庭内で媒介感染か』(FNN提供)です。
Yahooの記事は時間が経つと削除されてしまうので、今回はリンクを貼りません。
「ブルセラ症」のインパクトが絶大でしたから、てっきりあのブルセラかと頭に過りました。
そういう方、多いんじゃないでしょうか。
ブルセラ症ってどういう感染症?
上記の記事には、『長野県在住の女性と子供3人の4人が、新種の人獣共通感染症の「ブルセラ症」に感染していた』と明記されていました。
新種の人獣共通感染症と出てましたから、記事を読んですぐに自分のブルセラ勘違いに気づきました。
そこで気になるのが、「ブルセラ症」そのものについてです。
ネットで調べたところ、国立感染症研究所と厚生労働省に「ブルセラ症」について明記されているページを見つけました。
国立感染症研究所HP
▽
ブルセラ症とは
ブルセラ症はブルセラ属菌による人獣共通感染症である。食料や社会・経済面のみならず、共同生活者としても動物への依存度が強い国や地域では、いまだに重要な感染症の一つである。 一方、多くの工業国では動物のブルセラ症対策が行き届いた結果、ヒトのブルセラ症も減少した。 これらのことは、ヒトのブルセラ症の発生が保菌動物の存在に依存していることを示している。
(「ブルセラ症とは」より引用)
厚生労働省HP
▽
ブルセラ症
本症はウシ、ブタ、ヤギ、イヌ及びヒツジの感染症であるが、原因菌(Brucella abortus、 B.suis、 B.melitensis、及びB.canis)がヒトに感染して発症する。波状熱、マルタ熱、地中海熱などの名前でも呼ばれる。
(「感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について」より引用)
一般的にはマルタ熱で通用しているようです。
マルタ熱だったら、なんとなくですけど聞いたことだけはあるかもしれません。
気のせいかもしれませんけど。。。
ブルセラ症の症状
FNNの記事では、今回ブルセラ症に感染した方の症状は、38度の発熱が繰り返され、膝の関節痛を伴っていたそうです。
イメージとしては、インフルエンザに近い感じがします。
厚生労働省では下記のような症状を挙げてました。
▽
- 潜伏期間は1~3週間から数ヵ月
- 倦怠感
- 発熱
- 発汗
- 腰背部痛
- 関節痛
- 悪寒などインフルエンザのような様
厚生労働省でも「インフルエンザ様」と出てましたから、一つの事例としてのイメージはあっていそうです。
猛暑で外も中も暑い日々なので、エアコンをガンガンつけていると夏風邪を引きやすくなります。
風邪やインフルエンザに似た症状なので、まさか感染症とは思わないです。
こういう症状って、町医者でもちゃんと見つけてくれるのかな。
このような事例が起こるたびに疑問が湧きます。
長野の方が感染症とわかってよかったですよね。
見つけてもらうことは大事ですし、被害も最小限度に抑えられます。
きちんと治療を受けて、完治して欲しいです。
体調不良の場合、病院へ行くのは大事
感染症というと、人から人へとうつっていく印象が強いので怖さがあります。
ブルセラ症の致死率は5%程度で、通常は人から人へ感染することはないのだそうです。
そのため、今回は家庭内で何らかのものを媒介して感染したともの、と見ているんだとか。
動物とかでしょうか。
感染した家畜からのチーズとか乳から感染することがあるようです。
不十分な加熱殺菌処理だと、そういうことが起こりうると事例としてありました。
あくまでも、一つの事例ですから、他にも原因が潜んでいる可能性はあります。
今後の調査記事に注目していきたいです。
発熱が出た場合、単なる風邪と放置せず病院で診てもらうってことは大事ですね。
つくづくそう思いました。
「ブルセラ症」ではなくても、熱が全然下がらないというのはおかしいですから。
忙しいとつい面倒になりがちですけど、体調不良を生じたら病院へ駆け込むようにしないとだめですね。
保険証は常に持っているんですけど、ほとんど使わないです。
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